米情報収集、G8焦点に 欧州懸念、中国も攻勢

 【共同】米国家安全保障局(NSA)がテロ対策を名目に行っている個人情報の収集活動が14日までに、英国・北アイルランドで17日から始まる主要国(G8)首脳会議(ロックアーン・サミット)の隠れた焦点として急浮上してきた。

 この問題では、NSAのハッキングを受けたとされる中国のほか、G8に参加する欧州側も懸念を表明。内戦が続くシリアの反体制派支援などをめぐり、日欧などとの結束を示したいオバマ大統領だが、釈明に追われ足並みが乱れる可能性もありそうだ。

 NSAの活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン氏(29)は13日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストに対し、NSAが世界で6万1000件以上のハッキング作戦を実施、うち数百件は中国本土や香港を対象にしていると明らかにした。

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