F150の生産シフト追加〜フォード、900人を増員
- 2013年8月13日
- 自動車関連
フォードは、ピックアップ・トラック「F150」を生産するミズーリ州カンザスシティ工場を900人増員し、第3シフトを加えて24時間体制にする。
USAトゥデイによると、フォードでは主要モデルの一部が不足して販売に影響が出ており、これまでにもセダンの「フュージョン」や小型SUV「エスケイプ」などの生産拡大を発表していた。F150はトラック部門のベストセラーで、今年はピックアップの需要が大きく高まっている。
トラックは同社の商品の中でも最も利益率が高く、オーダーの多くは特に利益の高い高級車種が占めている。カンザスシティ工場を3交代にすれば、工場や機械を24時間活用することで1台当たりの生産コストが下がる。
フォード・トラック部門のマーケティング責任者ダグ・スコット氏は「Fシリーズの販売は06年以来の好調で、高い需要に応えるため生産を拡大する。これは米経済が再び成長しているという重要な指標」と話した。
カンザスシティ工場についてはこれまでに11億ドルの拡張計画が発表されており、全体で2000人が増員される予定。14年初めからは新しいスタイルの配送バン「フォード・トランジット」の生産も始まる。
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