20年に8倍の輸送量 北極海航路

 【共同】ロシア運輸省は19日、地球温暖化による解氷に伴い、欧州からアジアへの最短航路として注目される北極海航路の輸送量について、2020年に現在の約8倍となる3千万トンに急増する見通しを明らかにした。タス通信が伝えた。

 東シベリア海を航行中のロシア砕氷船「戦勝50年」に乗船して航路を視察中の関水康司・国際海事機関(IMO)事務局長に、ロシアのオレルスキー運輸次官が語った。

 次官によると、カラ海から東シベリア海を経由、ベーリング海に抜ける航路は、ロシア北部のヤマル半島東岸に建設中のサベッタ港の開港によって本格的に稼働する。20年には、同港を起点とする輸送量が1500万トン、同港を経由地とする欧州からの輸送量が1500万トンになるという。

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