71カ国・地域が情報要請 フェイスブックが初公表

 【共同】交流サイト最大手のフェイスブックは27日、各国当局から受けた会員の個人データなどに関する情報提供要請件数がことし1-6月の半年で71カ国・地域から約2万7000件に上ったとする初の報告書を発表した。うち1万1000-1万2000件は米当局の要請で、米国以外ではインドや欧州の主要国からのものが多かった。日本からは1件だった。

 大半が強盗、誘拐などの刑事事件に関わるもので、テロ捜査など国家安全保障にからむ要請も含まれるが内訳は非公表。フェイスブックは米当局からの要請が昨年後半だけで9000-1万件あったと既に発表しており、米国分だけで比べると約2000件増えた。米国の次に多かったのはインドの3245件。英国の1975件、ドイツの1886件などが続いた。

 1件の要請が複数のアカウントにまたがる場合もあり、要請対象のアカウント数は4万近くに達する。

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