イプシロン14日打ち上げ JAXA異例の総点検

 【共同】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、トラブルで延期していた新型ロケット「イプシロン」の打ち上げを14日午後1時45分に決めたと発表した。トラブルへの対策を全て終え、天候にも問題がないと判断した。

 イプシロンの打ち上げ日が設定されるのは3回目。2回の延期を受け、JAXAは「失敗は許されない」と、約2週間かけて異例の総点検を実施した。打ち上げは無事成功するのか。鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で再挑戦に向けた作業が進んだ。

 鹿児島地方気象台によると、14日は曇り時々晴れで、穏やかな天候となる見込み。開発チームを率いるJAXAの森田泰弘教授は「トラブルを大きな教訓として、打ち上げ成功の勝利をつかみたい」と意欲を燃やす。

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