情報源は元FBI職員 AP通話履歴から特定

 【共同】米司法省は23日、連邦捜査局(FBI)元職員の男(55)が、テロ対策に関する機密情報を記者に漏らした罪を認めることに同意したと発表した。3年7月の禁錮刑が科される見込み。AP通信のスクープを問題視したオバマ政権が、同社記者らの通話履歴を収集したことによって情報源の特定にこぎ着けた。

 男は爆発物の専門家としてFBIに25年勤務し、2008年に退職。その後も契約職員として働き、機密情報に接することができたという。

 APは昨年5月、米国行き航空機を狙った爆弾テロ計画を中央情報局(CIA)が阻止したと報じた。政権側は「国家安全保障を深刻な危機に陥れる」情報が含まれていたとして、情報源を追及。APの会社や記者の携帯などの通話履歴を収集し、米メディアが「言論の自由の侵害」と反発する騒動に発展した。

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