健康状態「悪くはない」 拘束米国人、母親と面会

 【共同】北朝鮮で昨年11月から拘束されている韓国系米国人ペ・ジュンホ氏の母親ソン・ミョンヒさんが11日、訪問先の平壌で共同通信の取材に応じた。ペ氏と「面会した」と明かし、拘束の長期化で懸念されている健康状態について「悪くはないようだ」と語った。

 ペ氏は北朝鮮で有罪判決を受け服役していたが、体調が悪化したため8月、服役先から病院に移送された。韓国・聯合ニュースは、北朝鮮による母親の訪朝受け入れについて「米朝対話再開を模索する中での動き」との分析を伝えている。

 ソンさんによると、面会は11日、ペ氏が入院している病院で行われた。健康状態は「良くはないが、(以前よりは)だいぶ良くなった(と話していた)」と明かした。

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