ソニー、PS4向け娯楽機能を大幅拡充 〜 動画アプリケーション群を提供へ
- 2013年11月8日
- ハイテク情報
ソニーは7日、11月15日に発売予定のプレイステーション4(PlayStation 4)に、アマゾン・インスタント・ビデオ(Amazon Instant Video)やネットフリックス(Netflix)、フールー・プラス(Hulu Plus)を含む計11のデジタル娯楽アプリケーション群が提供されることを明らかにした。
上記以外のコンテント・アクセス・アプリケーションには、クラックル(Crackle)やクランチロール(Crunchyroll)、エピックス(Epix)、NBAゲーム・タイム、NHLゲームセンター・ライブ、レッドボックス・インスタント(Redbox Instant)、ヴードゥー(Vudu)、ヤップTV(YuppTV)が含まれる。それらすべての娯楽アプリケーションは、プレイステーション・ストアーからダウンロードできる。
PCマガジン誌によると、ソニーは「(プレイステーション通信網を)てこ利用することで、PS4利用者に豊富なコンテントと娯楽サービスを提供し、人気のある映画やテレビ番組、スポーツ番組を含むインターネット動画へのアクセスを最大限に高める」ことを強調した。
それらのアプリケーションのうちいくつかはPS3向けにもすでに提供されている。また、ソニー独自の音楽および動画の再生サービスもPS4に含まれる。
PS4の米国内小売価格は399.99ドルで、マイクロソフト(Microsoft)が11月22日に発売する新型機種エックスボックス・ワン(Xbox One)の499.99ドルより100ドル安い。
エックスボックス・ワンでも、単なるゲーム機能にとどまらずインターネット動画コンテントの再生機能を大幅に拡充させており、ゲーム機市場競争の主戦場はゲーム・ソフトウェアからデジタル・コンテント・アクセスに移ったとも指摘される。
業界専門家らの間では、スマートフォンとタブレット、そしてモバイル・ゲーム・アプリケーションの浸透を受けて、据え置き型ビデオゲーム専用機の新型機種対決は今年が最後になるかもしれない、という見方も浮上している。
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