787、慎重に運航継続 「不安ない」と整備士

 【共同】最新鋭機ボーイング787が1月、バッテリーシステムが原因で煙や火が出るトラブルを起こし、約3カ月にわたり運航を停止した。全日空と日航は6月に定期便を再開、飛行中のバッテリー電圧を地上から監視するなど慎重な対策の下、運航を続けている。

 「トラブルはショックだった。だが二重三重の防護策があり、機体の設計に不安はない」。羽田空港の駐機場で11日、全日空の主席整備士中村典夫さん(45)が真剣な表情で787の出発前点検に当たっていた。最終便の到着後には1日分の電圧データの確認を欠かさないという。

 全日空が6月以降に運航した約1万2000便の787で、エンジンが起動しないなど欠航や大きな遅延につながる不具合は52件あった。日航も約3000便で38件。両社はこのうち1件ずつ、念のためにバッテリーを交換した。

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