春節に各地で有害濃霧 中国、花火で危険レベルに
- 2014年1月31日
- 世界のニュース
【共同】春節(旧正月)を迎えた中国の上海市や河南、江西両省など広範囲で31日、有害物質を含んだ濃霧が発生した。中国メディアによると、陝西省西安市内では微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が同国の基準値(1立方メートル当たり1日平均75マイクログラム)の13倍を超える1006マイクログラムとなった。
北京市では春節前の30日の大みそかから31日にかけ、新年を祝う花火や爆竹で大気汚染が悪化。在中国米大使館サイトによると、PM2.5を含む汚染の指数は31日未明、最悪レベル(危険)の479となった。
一方、北京市政府は31日、年越しの花火や爆竹の使用が例年に比べて大幅に減り、PM2.5の濃度が事前予想よりも低かったとして、市民に対する「感謝状」を公表した。
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