物産展のミスコン盛り上がらず〜主催者は人集めに苦労、男性OKも

 ミスUSAといった有名な美人コンテストは相変わらずの盛況で毎年多くの応募者があるが、地方の農産物や名物の振興を目的に開かれる物産展のミス・コンテストは人気が低調で、応募者も減っている。主催団体は応募条件を緩めたり賞金を増やしたりしてどうにか続けている状態だ。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、ミシガン州オシアナで毎年開かれる「全米アスパラガス祭り」では、1970年代から業界振興のため「ミセス・アスパラガス」コンテストが行われており、かつては毎年5人前後が応募し、栽培農家の妻などが優勝していた。

 ところが近年は応募者が減り、2012年はわずか2人。しかもその1人は「ミス」だったために直前で脱落、残った1人の不戦勝だった。これを受けて主催者側は独身者も応募できるよう規定を緩め、名称も「アスパラガス・クイーン」に改めたところ、13年は5人の応募者があった。

 また、オハイオ女性肉牛業者協会が開く「ビーフ・クイーン」コンテストは、13年に初めて男性の参加を認め、優勝者は「ビーフ・アンバサダー」に改称された。フロリダの「キンカン祭り」も、13年からは「ミス・キンカン」と並んで「ミスター・キンカン」を選んでいる。

 ルイジアナの「エビと石油祭りの女王」コンテストでは、6年ほど前から応募者が減り始めたため、条件を満たす若い女性に事務局側が電話で勧誘するようになり、効果が上がっている。

 一方、17〜23歳の女性を対象としていたルイジアナの「ピーカン祭りの女王」は、10年に候補が1人しかなかったため、12年には対象地域を広げ、優勝者に提供される奨学金を500ドルから1000ドルに増やしたところ、応募者は6人に増えた。

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