富士通フロンテック、ATM向け事業を拡大 〜 トリトン・システムズに供給

 ペイメンツ誌によると、北米富士通フロンテック(Fujitsu Frontech North America)とトリトン・システムズ(Triton Systems)は、トリトンの現金自動預け払い機(ATM)「アーゴ7(ARGO 7)」に富士通の紙幣再使用システム「G60」を統合することで合意した。

 トリトン(デラウェア拠点)は、ATMとATM管理ソリューション・ソフトウェアの大手で、アーゴ7はトリトンが世界的に流通させている主要ATM製品。

 かたやG60はATMに内蔵される機器で、主な機能として、紙幣1900枚を収納でき、256種類の通貨を瞬時に識別可能で、詰まった紙幣を簡単に取り除ける設計が挙げられ、そのいずれも世界最高水準と評価される。

 トリトンのジェイムズ・フィリップス副社長は、G60の紙幣検証機能が現金や小切手の預かりまたは払い出しの再確認を可能にする点で、競合機種にまさる付加価値をもたらすと述べた。

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