核兵器の人道的影響を議論 メキシコで第2回会議

 【共同】核兵器が人体や環境、経済などに及ぼす被害について議論する第2回「核兵器の非人道性に関する国際会議」が13日、メキシコ政府の主催で、同国西部のナヤリ州ヌエボバジャルタで開幕した。日本を含む各国在住の被爆者も参加、核兵器のない世界に向けた議論を進める。14日まで。

 会議は昨年3月、ノルウェー政府主催で、オスロで初開催。今年は昨年の127カ国を上回る規模の各国政府代表に加え、多数の非政府組織(NGO)も参加。核兵器が地球規模で食料の入手、気候変動に及ぼす中長期的被害も焦点となる。

 しかし、核拡散防止条約(NPT)体制下の核保有5カ国である米国、英国、フランス、ロシア、中国は昨年に続き参加しない。

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