中国、航空戦力を増強 新型戦闘機も開発

 【共同】中国軍が次世代戦闘機の開発や購入を加速させている。日本政府の進める次期主力戦闘機「F35」導入を意識しており、沖縄県・尖閣諸島をめぐって対立する日中の航空戦力は、日本のF35本格配備のめどがはっきりしない中、2018年ごろまでに逆転する可能性も出てきた。

 軍事筋によると、中国の軍系航空機メーカー「瀋陽飛機」は「殲16」と呼ばれる新型の戦闘機の開発に成功。ロシア製の最新鋭戦闘機「スホイ35」に近い能力を持つとされる。既に24機を海軍航空部隊に配備し始め、18年までにさらに100機増やす。今年初め、中国系のネット上で殲16の画像が出回った。

 中国は昨年3月、ロシアからスホイ35を24機購入する契約も結んだ。スホイ35を追加発注するとの情報もある。香港の中国系月刊誌「鏡報」は航空戦力強化の理由について「日本のF35導入が中国軍に大きな脅威となっている」と指摘した。

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