ロシア軍の一部撤収確認 米国防総省「脅威続く」

 【共同】米国防総省のウォーレン報道部長は28日の記者会見で、ウクライナ東部国境近くに展開しているロシア軍部隊のうち数千人が本来の所属基地へと撤収を始めたことを確認した。米軍による偵察やウクライナ政府の情報に基づくとみられる。

 同時に、数万人規模の部隊が残っており「脅威は変わっていない。ウクライナを不安定化できる戦力だ」と指摘。実質的な緊張緩和につながるかどうか判断するのは時期尚早だと語った。

 ロシアは25日のウクライナ大統領選に先立ち、軍撤収を表明していた。一方で、ウクライナ政府が大統領選後、東部ドネツク、ルガンスク両州で親ロシア派武装勢力の排除作戦を本格化させたことに反発。ポロシェンコ次期大統領の出方も見ながら撤収ペースを判断するとみられ、部分撤収にとどまる可能性もある。

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