NY株反落、21ドル安 軟調な経済指標を嫌気

 【共同】26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は軟調な米経済指標を嫌気した売り注文が優勢となり反落し、前日比21.38ドル安の1万6846.13ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は0.71ポイント安の4379.05。

 米商務省が発表した米個人消費支出が市場予想を下回ったことで、米国の経済成長は思ったほど力強くないとの見方が強まり、金融やエネルギー関連株など幅広い銘柄が売られた。米連邦準備制度幹部の早期利上げが必要との発言も売りに拍車をかけた。

 ダウ平均は一時、120ドル超下落する場面もあった。

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