PK判定は「素直に笛」 W杯開幕戦担当の西村主審

 【共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会から帰国した西村雄一主審が、議論を呼んだ開幕戦でのPK判定や、世界の潮流と技術革新に合わせて変化する審判の役割などについて語った。

 ブラジル―クロアチアの開幕戦で、問題の場面は1―1の後半24分だった。ブラジルのFWフレジがパスを受けた瞬間、背後からクロアチアのDFロブレンに両手で押さえられて倒れた。難しい判定にも「一番大切なのは自分の見たものを信じて素直に笛を吹くこと。あれはDFのホールディング(相手をつかむ行為)によってFWがシュートを打てなかった」と迷わず判断した。

 開幕戦の後は主審の割り当てはなかったが、舞台裏では綿密な準備を続けたという。審判団で出場全チームを研究し、カウンターから最も得点が生まれやすいと分析。「GKが持ったら誰にパスをするのか、誰が点を取るのかを、かなり細かく想定した」と明かした。

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