GM、ボルトの次世代モデルを1月発表

 ゼネラル・モーターズ(GM) は7日、販売不振のプラグイン・ハイブリッド車(PHV)「シボレー・ボルト」の次世代モデル(2016年型)を来年1月の北米国際自動車ショーで公開する方針を明らかにした。

 ロイター通信によると、同社幹部らは価格や充電1回の走行距離などの詳細は明らかにしなかった。サプライヤー(部品業者)筋は以前、GMが16年モデルについて、バッテリーパックが小型で航続距離の短い低価格モデルを含む2つのバージョンを計画していると述べていた。

 GMは昨年、ボルトを5000ドル値下げしており、現在の価格は3万5000ドルを下回る水準。充電1回で40マイル近く走行し、ガソリンと合わせた走行可能距離は380マイルとなっている。にもかかわらず、今年1〜7月の販売台数は前年同期比約9%減の1万635台と振るわない。

 GMはボルトの生産を引き続きデトロイト・ハムトラムク工場で行うと述べた。この4月には、ボルトの次世代モデルと将来の2車種向けに同工場に約4億ドルを投じ、設備を刷新する方針を表明している。

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