レジ袋の削減策義務化へ EU、目標設定か有料化

 【共同】欧州連合(EU)は21日の加盟国大使級会合で、レジ袋の使用削減策を加盟国に義務付けるEU法改正案を承認することで合意した。欧州議会も原則合意しており、承認手続きは2015年春に完了する見通し。

 各国は、義務的な削減目標の設定かレジ袋の有料化のどちらかを選択。目標は、25年末までに年間使用量を1人当たり40枚までに減らすことが求められ、有料化は18年末までに実施する。

 規制対象は厚さ0.05ミリ未満のレジ袋。欧州委員会によると、EUで出回っているレジ袋の9割を占める。薄くて破れやすいため、再利用されずに捨てられることが多く、環境汚染につながっていると指摘される。

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