縄文晩期にほぞ付き角材 石川、真脇遺跡で発見

 【共同】石川県能登町教育委員会は22日、同町の真脇遺跡でほぞ状の突起がある縄文時代晩期(約3000年前)の角材が見つかったと発表した。木材同士をつなぐ高い水準の建築技術を持っていたことをうかがわせるという。

 ほぞが付いた木製品は縄文時代後期の複数の遺跡で見つかっているが、いずれも角材でなく丸太。木材加工技術の進歩を知る史料となりそうだ。

 町教委によると、角材は横たわった下半分がまだ土中に埋まっているが、全長約91センチ、幅約16センチ。片方の先端に長さ約10センチ、幅約6センチのほぞを備えていた。別の木材のほぞ穴に挿し、木材を組み合わせていたとみられる。腐食に強いアスナロ属の針葉樹を使い、変形を抑えるためか木の芯を避けて切り出されていた。

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