アーソンとウォークミー、提携を拡大 〜 HRソフトウェア群の利用を簡便化

 人事管理(HR)戦略と技術、そして業務外注の大手アーソン(Aasonn)は、ウォークミー(WalkMe)との提携関係を拡大し、従業員らが法人向けアプリケーション群を習得する過程を簡素化することで、人事関連従業員の業務効率を向上させるソリューションを法人向けに提供する。

 人事部や人材管理部の従業員たちは一般に、産休や育児休暇をはじめ、有給休暇、住所変更、結婚および離婚、扶養家族の変更といった社員情報の管理に際し、多種多様のアプリケーションの使い方を習得するのに時間と手間を強いられている。企業側では、そういった状況を解消するためのサポートにコストをかけており、その額は増加傾向にある。

 PRニュースワイヤーによると、アーソンとウォークミーの両社は、ウォークミーのツール群を使うことで、業務上の誤りを減らし、従業員からの要望をサポートし、人事や人材管理の業務過程を迅速化する。

 ウォークミーは、「大企業向けガイダンス・アンド・エンゲージメント(Enterprise-Class Guidance and Engagement)」という世界初のプラットフォームのプロバイダー。アーソンの顧客もウォークミーの同プラットフォームを採用している。

 同プラットフォームは、たとえば、SAP傘下の人事管理アプリケーション・ベンダー大手サクセスファクターズ(Successfactors)のモジュール内でステップごとの使い方案内を提示する。利用者はそれによって、訓練を受けることなく効率的に使えるようになる。

 アーソンは、ウォークミーの同プラットフォームを販促するとともに顧客サポートを提供することで、利用企業の増加を図る。

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