荒野に「核の傷痕」 終わらぬ戦力追求 ネバダの実験場

 【共同】むき出しの岩肌と乾いた砂漠が続く風景の中に、ぽっかりと口を開けた巨大なすり鉢状の穴が見えてきた。「1962年の地下核実験でできたセダン・クレーターだ」。案内役のロバート・ケラー氏(81)が話す。

 冷戦期に大気圏内核実験や地下核実験が繰り返されたエネルギー省のネバダ国家安全保障サイト(旧ネバダ核実験場)に入った。今も爆発を伴わない臨界前核実験が実施されるなど「核戦力」の維持、追求が続いており、外国人記者の取材が認められるのは珍しい。

 同実験場は51年、西部ネバダ州の最南端にあるラスベガスから北西約100キロの荒野に設置。鳥取県とほぼ同じ約3500平方キロの場内にはクレーターなどの「核の傷痕」が点在する。

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