家庭ごみからジェット燃料〜ユナイテッド、バイオ企業と提携

 ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス傘下のユナイテッド航空は、バイオ燃料を開発するフルクラム・バイオエナジー(Fulcrum BioEnergy、カリフォルニア州)に3000万ドルを出資した。将来的な原油価格の変動と二酸化炭素(CO2)規制に対処するのが狙い。

 ロイター通信によると、ユナイテッドは今回の合意によって最低10年間、従来の航空燃料に対抗できる価格でファルクラムから9000万ガロン以上の燃料を購入する。ユナイテッド航空は2014年、39億ガロンの燃料を消費し、燃料代は営業経費の32%を占めた。

 エネルギー企業に出資した米航空会社は、12年に1億8000万ドルで製油所を獲得したデルタ航空に続いて2社目だが、バイオ燃料を手掛ける企業に投資した例は今回が初めて。

 環境保護局(EPA)はこのほど、航空機から排出される温室効果ガスが国民の健康に悪影響を及ぼしているとする調査結果を公表し、新たな排出規制を策定する計画を発表した。

 フルクラムが開発したのは、家庭ごみをバイオジェット燃料に変える技術。ユナイテッドは従来の航空燃料と比べ、CO2排出量を8割以上減らせると期待している。

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