新華社電によると、中国の習近平国家主席は11日、オバマ大統領と電話会談し、大詰めの協議を迎えている国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)をめぐり、両国の協力を再確認した。
中国外務省の華春瑩副報道局長も同日の定例記者会見で「先進国はリーダーシップを発揮し、気候変動問題でさらに努力すべきだ。中国も発展途上国として、(COP21の)成功に積極的な役割を果たす」と述べた。
電話会談では、習氏はオバマ氏に対し、南シナ海情勢やサイバー問題を念頭に「米国が中国と共に、建設的な方法で対立や敏感な問題をコントロールすることを望んでいる」と話した。(共同)
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