進まぬ銃規制、失望の遺族 米小学校乱射3年

 コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で児童ら26人が犠牲になった銃乱射事件から14日で3年。抜本的な銃規制が進まず、2日にはカリフォルニア州で14人が射殺されるなど銃撃事件が繰り返される現状に、小学校乱射事件の遺族らからは失望の声が上がる。

 愛息ジェシー君=当時(6)=を失ったスカーレット・ルイスさん(47)は「私たちの国は規制強化派、反対派で完全に二極化されている。すぐに解決できる見込みはない」とみる。「銃が家族の安全を守ると信じる人。銃や弾丸を減らせば犯罪が減ると言う人。どちらの主張も理解できるし、どちらかを選ぶのは私にも難しいわ」

 ホーク由美子さん(49)=神戸市出身=は「同性婚が時間をかけて受け入れられてきたように、銃規制も(事件を契機に)動いていくだろうという雰囲気があった」と、事件後に抱いた期待を思い出す。娘の鈴音ちゃん(10)は、自動小銃による乱射現場近くの教室にいて難を逃れた。犯行後に自殺した容疑者は、3軒隣の住人だった。(共同)

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