部品業界、13年は踏ん張り時〜サプライヤー・ビジネス社説

 自動車部品業界にとって2012年は当たり年だったが、13年はより困難を伴う年になりそうだ。

市場間で明暗

 欧州諸国の経済的な混乱や、中国やインドなど台頭市場の需要鈍化をめぐり高まる懸念にもかかわらず、12年は世界の自動車業界にとって盛況のうちに幕を閉じた。

 IHSオートモーティブによると、乗用車・小型トラックの販売台数は、前年比5%増の7940万台、生産台数は5.6%増の8180万台と見積もられている。米国需要の継続的な伸びや、東日本大震災による壊滅的な打撃からの日本メーカーの復活が、欧州市場の低迷を相殺した格好だ。

 部品業界は12年に好業績が… 続きを読む

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