3日間で計88便欠航へ 全日空、7000人に影響

 【共同】全日本空輸は25日、最新鋭機ボーイング787の運航停止に伴い、29日から31日までの3日間で国内線78便と国際線10便の計88便が欠航すると発表した。約7120人に影響が出る見通し。

 欠航便が発生するのは国内線が羽田発着の札幌(新千歳)、大阪(伊丹)、岡山、広島、山口宇部、高松、松山、福岡、熊本、宮崎の計10路線。国際線は成田発着の北京、シアトル、サンノゼの計3路線。成田-北京線は787の就航路線ではないが、機材のやりくりのため欠航が出る。

 全日空の欠航は、787が運航を停止した16日から31日までで国内線が計398便(16日の高松空港閉鎖に伴う欠航を含む)、国際線は計61便となる。影響人員は5万8000人を上回る見通しだ。

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