ソーダ販売、12年連続で減少〜小容量戦略で売上高は増加

 2016年の米炭酸飲料販売量が、12年連続で減少したことが米国飲料協会(ABA)のまとめで分かった。
 
 ロイター通信によると、16年は前年比で約1.2%減少した。消費者がより健康的な飲料を選ぶようになっているほか、肥満や糖尿病対策として加糖飲料が対象の「砂糖税」を導入する自治体が増えたことなどが影響している。
 
 エナジー・ドリンクを含むソーダの16年消費量は、国民1人当たり約642本(1本8オンスで換算)で、ABAが調査を始めた1985年以降で最低水準に落ち込んだ。一方、メーカー各社は1オンス当たりの価格が割高な小容量商品を積極的に売り込んでいるため、売上高は806億ドルと前年比2%増加した。
 
 コカコーラやペプシコといったメーカーは、先進国の利益率を伸ばすため小容量パック、プレミアム・パッケージングに力を入れているほか、非炭酸飲料の種類を増やし、既存商品の糖分を減らしたり無糖バージョンを出したりもしている。
 
 食品や飲料に含まれる砂糖は、肥満や2型糖尿病と関連付けられており、欧米では砂糖税の導入が拡大している。世界保健機関(WHO)、連邦食品医薬品局(FDA)、米国心臓協会(AHA)はいずれも、糖分の摂取を減らす方法の1つとして炭酸飲料の消費量削減を奨励している。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

注目の記事

  1. 2016-10-2

    第166回 洗脳 VSメディア・リテラシー①

     アメリカのトップ1%(実質的には0.1%)による富の支配が騒がれるようになってから、随分経...
  2. 2016-3-27

    シリーズ世界へ! YOLO⑲クロアチア紀行 森とワインと国境と…

    クロアチア共和国の首都、ザグレブの空港に降りたのは、もう夜遅い時間だった。大雨の中、3時間ドライブし...
  3. 2017-1-4

    第21回 「オトナの遊び心」

    昼は子供中心の場所で 夜はオトナが科学する  OMSI(オレゴン科学産業館)には、科学を...
  4. 2017-2-2

    「アメリカには夢が転がっている。 つかめれば次につながる」

    20年後の自分に宛てた手紙  世界各地で「タイム・アフター・タイム・カプセル・アートプ...
  5. 2016-9-2

    第165回 ポケモンGO

     今巷で大人気の、ポケモンGOというスマートフォン(以下スマホ)用ゲーム、私は正直それ程興味...

デジタル版を読む

saishin フロントライン最新号
ページ上部へ戻る