グーグル(Google)は先日、ジーメール(Gmail)利用者に対するフィッシング攻撃を検知し、最大で100万人に悪影響がおよぶ可能性を明らかにした。
アトランティック誌によると、グーグル・ドックスを装った電子メールで個人情報の取得を狙ったフィッシング攻撃が大規模に実施された、と説明したグーグルは、「ジーメールを含めたグーグル・アカウント利用者を守るための対策をすでにとっている」「影響は、グーグル・ドックス利用者の0.1%より少ない」と説明した。
ジーメールは、グーグル・ドックスやそのほかのグーグル・サービスを使うグーグル・アカウント保有者によって世界中で使われている。同社によると、月間のジーメール利用者数は世界で10億人以上いる。したがって、ジーメール利用者の約100万人がフィッシング攻撃を受けたことになる。
グーグル・ドックスを装った電子メールのなかに記されたリンクをクリックした利用者は、個人情報が盗まれた可能性があるため、ログイン情報(利用者名や認証語)を変更することが望ましい。
【https://www.theatlantic.com/technology/archive/2017/05/gmail-scam-hits-1-million-people/525357/?google_editors_picks=true】
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
トランプ政権、暗号通貨を連邦住宅ローン資産としてあつかう方針 〜 ファニー・メイとフレディ・マックに指令
-
2025年7月10日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ウェイモの料金、運転手不要でもウーバーやリフトより割り高 〜10ドル高くてもロボタクシーを呼ぶ消費者
-
テキサス州オースティン、技術業界での地位に陰り 〜 サンフランシスコとニューヨークの雇用機会が増加
-
2025年7月7日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
車部品業者、先の読めぬ電動化ペースに苦慮
-
マイクロソフト、約9000人を解雇へ 〜 人工知能基幹設備への投資がかさむなか、人員整理でコスト抑制
-
食品配達ロボット、街中で孤軍奮闘
-
米従業員50人に一人が先進的な電子メール脅威に遭遇 〜 インセプション・サイバー、最新の調査報告で警鐘を鳴らす
-
米オンライン小売会社ら、年間平均40万ドル以上を人工知能に費やす 〜 ストーリーブロック、最新の調査結果を報告
-
2025年6月19日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
中国ロボタクシー企業、相次ぎ中東進出~参入障壁の低さが魅力
-
アマゾン、人型ロボットによる荷物配達を計画