乗り換えた人は料金半額に〜スプリント、顧客獲得狙う
- 2015年11月19日
- 米国ビジネス
ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話4位スプリントは18日、他社からサービスを乗り換える新規契約者を対象に、通信料金を現契約の半額にするキャンペーンを開始すると発表した。
ロイター通信によると、スプリントは現契約の中途解約に伴う費用も最大650ドルまで肩代わりして乗り換えを促す。年末商戦期を控え、いち早く競合各社から客を奪おうという戦略だ。
スプリントは既存の契約者に対しても、最長1年間の無料サービス付きでタブレットを無償提供する。
キャンペーンの期間は11月20日から2016年1月7日までで、新契約の料金は18年1月まで有効。乗り換え客には最長28日のお試し期間が適用され、サービスに満足しなかった場合は違約金なしで契約を解消できる。
スプリントは14年12月、AT&Tとベライゾン・ワイヤレスの契約者向けに同様のキャンペーンを行ったが、今回は契約件数で同社を抜き3位に浮上したTモバイルも対象に加えた。
Tモバイルは先週、ネットフリックス(Netflix)など各動画配信サービスからデータ通信料無料でコンテントをストリーミングできる新プランを発表した。
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