アメリカで話題沸騰
日本発のお菓子・デザート

Pocky,赤いポッキー・トラック 全米各地を走行中,Ezaki Glico USA

これらベーシックな商品に、季節限定商品が加わる

“Share Happiness”をキャッチコピーにアメリカでも長らく愛されているのが、チョコレート菓子「ポッキー」。日本では、そのスティックの形状から4本のポッキーが連想される11月11日を「ポッキー・デイ」と定めて、各地でダンスイベントを開催するなど大いに盛り上がる。日本での知名度に追いつけ、追い越せと、それまで商社に委託していた販売業務を、2003年には江崎グリコが現地販売法人を設立して直接手がけるようになった。味は数十年来変わることがない、“グリコ・スタンダード”。日本で食べてもアメリカでも、世界中どこでもその味はグリコ・スタンダードで統一されている。さらにチョコレート、ストロベリー、近年人気の抹茶といったベーシックなフレーバーに加えて、季節商品を取り入れることで様々なラインアップが年間を通して店頭に並ぶ。

 

ハロウィーン仕様

「ポッキーが伝えたいことは『自分が食べて幸せ、人と一緒に食べてその美味しさを分かち合って幸せ』ということです」と語るのは、Ezaki Glico USA Corporationのプレジデント、奥昭敏さん。カリフォルニアに赴任して1年数カ月になる奥さんに、アメリカで実感したポッキー人気を示すエピソードについて聞くと、「街で販売されているアイスクリームに、トッピングとしてポッキーのスティックが刺さっているのを見た時に、浸透しているんだと感じましたね。また、アメリカ人で子どもの頃からポッキーを食べているという人は、『小学校の同じクラスに日本人がいて、その子からランチタイムにポッキーを分けてもらってから好きになった』と教えてくれました」と答えた。

1箱に入っている30数本のポッキーを友達や同僚、家族と、時には「アイスブレイク」を目的に初対面の人ともシェアできる。また、板状のチョコレートが一般的なアメリカで、スティック状でしかも手につかないという点も、同商品が新鮮に映り、かつ重宝されるポイントかもしれない。

 

ポッキー・トラックで認知度拡大

さらに、ポッキーをより多くの人に身近に感じてもらうため、同社では、赤い車体のポッキー・トラックをアメリカ各地で走らせている。Twitterを見れば、いつどこにトラックが登場するか分かる。さらに、ポッキー・トラックは集まった人々に無料のサンプルを配布することで新たなポッキー・ファンを生んでいる。今では同社のウェブサイトのポッキー・ファン登録者数は70万人に及ぶとか。

今後の計画について聞くと、「facebook、インスタグラムなどのSNSを使って現在の主要顧客層である若者への発信を続けながら、より幅広い年齢層にアピールすべく、お子様、また年配の方に向けた新しい商品開発も手がけていきます」と抱負を語った。今、目前に迫っているポッキー・デイに関しても、アメリカで新たなサプライズを仕掛けようとしている。11月11日、赤いトラックがどこに現れるか要チェックだ。

 

 

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