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ビットコインの先物取引がシカゴ先物取引所に上場
- 2017年12月10日
ついにビットコイン(Bitcoin)が金融業界からも認められた。12月1日、先物デリバティブ取り引き所を運営するCME Groupは仮想通貨であるビットコインの先物取引を開始すると発表した。12月18日にシカゴ先物取引所に上場される。
CMEグループの会長兼CEOのテリー・ダッフィー氏は「当社は、CFTC(アメリカ商品先物取引委員会)および市場参加者と密接に協力して、投資家に透明性、価格決定、およびリスク移転機能を提供しビットコイン先物をマーケットに投入できることをうれしく思っています」と述べた。
この新しい金融商品はイニシャルマージンを35%に設定、日々の売買動向の開示や値幅制限、やリスク管理などは他の商品同様にCMEの規定に沿った形で取り決められる。Bitcoin先物は、ビットコインの当日の米ドル取引価格(米ドル)を参照レートとして確定するCME CF Bitcoin参照レート(BRR)に基づいて現金決済される。
これまで一部の金融機関やウォール街の重鎮からは懐疑的に見られていたが、シカゴ先物市場に上場されることでかなり厳格な規制がかかることも予想されるが、信用度が増し一般的にデジタル通貨、フィンテック技術への世の中の認知のスピードに拍車がかかることが予想される。
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