都市別出張費ランキング、今年もトップはサンフラン
- 2016年5月13日
- アメリカ発ニュース
出張者にとって最もコストがかかる米国の都市は2015年もサンフランシスコだったことが、ビジネス・トラベル・ニュースの第32回企業出張旅行指数(Corporate Travel Index)調査で分かった。SF市の首位は3年連続。
USAトゥデイによると、サンフランシスコでのホテル、レンタカー、3度の食事を含む1日の平均コストは前年より7%増えて547.34ドルとなり、世界でも3位だった。国内の2位以下は、ニューヨーク(523.05ドル)、ボストン(502.69ドル)、シアトル(418.88ドル)、ワシントンDC(411.10ドル)と続いた。
全米平均は3.9%増の318.80ドルで、都市では26位のセントルイス(318.71ドル)とほぼ同水準だった。このうち宿泊費は172.80ドルで5.6%の増加。食費は1.9%増だったが、最も高かったカリフォルニア州サンタバーバラは27%増の131.77ドルだった。
一方、100都市の中で1日のコストが最も安かったのはバージニア州ノーフォークの248.15ドル。続いてミシシッピ州ジャクソン(250.76ドル)、カリフォルニア州ベイカーズフィールド(251.28ドル)、ルイジアナ州シュレブポート(251.31ドル)、アリゾナ州ツーソン(252.79ドル)だった。
世界で最もコストが高い都市はベネズエラのカラカスで、極度のインフレのため1日で平均1702.44ドルもかかる。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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