米金融政策、現状維持 景気認識は下方修正

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は30日、金融政策を話し合う連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、事実上のゼロ金利政策と、資産を大量に購入する「量的緩和第3弾」について現状維持を決めた。米国債などの購入規模も変えなかった。

 FRBは終了後に声明を公表。景気の現状認識については、昨年10-12月期の実質成長率がマイナスに転じたのを受け「経済活動は一時的に足踏みした」と下方修正した。

 また「失業率が6.5%を超え、1-2年先の物価上昇率見通しが2.5%以内に収まる限り続けることが妥当」とするゼロ金利の維持基準を引き続き示した。

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