地震警戒で3万人避難 イタリア、自治体が過剰反応か

 【共同】イタリアのメディアによると、中部カステルヌオボ・ディ・ガルファニャーナ市や周辺の自治体が1月31日夜、地震の兆候があるとして住民に避難を呼び掛け、約3万人が自宅を離れて学校や車の中で一夜を過ごした。結局、地震は起きなかった。

 イタリアでは昨年10月、2009年の同国中部地震直前に「安全宣言」と受け止められる判断を示した学者らに実刑判決が言い渡され、地震予知をめぐる議論が巻き起こった。今回の対応は、判決を意識した過剰反応との批判も出ている。

 中部では1月25日に同市付近を震源とするマグニチュード(M)5.0の地震が起き、その後も余震が続いていた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る