シリコン・バレー新興企業ズーム・ピザ(Zume Pizza)のジュリア・コリンズ共同最高経営責任者(CEO)は、「配達中のトラックのなかでロボットによってピザをつくる」世界初のサービスを開始したことを明らかにした。
トラックのなかには56台のオーブンが設置されており、ピザ生地や具材を機械の腕が準備し、配達先への移動中に焼きあがる仕組みだ。
米国のピザ市場は年間400億ドルと巨大で、その大部分は、ドミノス、リトル・シーザー、パパ・ジョーンンズ、ピザ・ハットの4社によって占められる。
アントレプレナー誌によると、コリンズ氏ともう一人の最高経営責任者であるアレックス・ガーデン氏は、ズーム・ピザの斬新なサービス・モデルによってそれらの4大ピザ屋に対抗できると考えている。
ズーム・ピザによると、ピザの生地は、同社の本部で90秒間焼かれてから配達トラックに積み込まれ、オンライン注文の中身に応じて移動中のトラック内部で3分間焼かれたあと、届ける直前に30秒間さましてから注文者に渡される。
注文から配達までの時間が既存大手より大幅に短縮される見込みだ。
トラック内には、ピーボス(P-Bos)と呼ばれる同社開発のロボット群が取り付けられており、ピザ生地と具材を用意してオーブンに入れる。
【https://www.entrepreneur.com/article/283083?utm_source=google-news&utm_medium=syndication&utm_campaign=google-editors-pick&google_editors_picks=true】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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