ワイン生産施設に画期的な廃水処理システム 〜再生エネルギーも同時に生成

 カリフォルニア州ナパ・バレーのワイン生産業者ロンバウアー・ヴィニヤーズ(Rombauer Vineyards)は、カンブリアン・イノヴェーション(Cambrian Innovation)の廃水処理システムを導入する。
 
 エンバイロメンタル・リーダー誌によると、カンブリアンの廃水処理システム「エコヴォルト(EcoVolt)」がワイン生産施設に導入されるのは初めてだ。
 
 エコヴォルトは、微生物を使って廃水処理過程を安定させると同時に再生可能エネルギーを生成し、処理済みの水の再使用を可能にする。
 
 カリフォルニア州のワイン生産業者やビール醸造所にとって水は重大な懸念となっている。醸造に必要な水道水供給が限られているうえ、排水にも厳しい規制が課せられているためだ。
 
 ロンバウアーは、敷地内に設置するカンブリアンの同システムによってすべての廃水を処理すると同時に、最大30キロワットの電力と熱を生成する計画。
 
 カンブリアンは、エコヴォルトの販売価格を明らかにしていないが、同社のマシュー・シルバー創設者兼CEOは、一般的には2〜3年で投資を回収できると説明している。
 
 ロンバウアーでは、収穫期になると廃水を40マイル離れた下水処理場までトラックで運んでいた。エコヴォルトを導入したビール醸造会社のラグニタス・ブリューイング・カンパニー(Lagunitas Brewing Company)では、水道に起因する環境負荷を40%削減した。
 
 【http://www.environmentalleader.com/2017/01/winery-uses-cambrians-technology-to-treat-wastewater-onsite-generate-clean-energy-and-increase-operational-savings/】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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