【レポート】
LAでの奄美六蔵元焼酎テイスティングイベント、大盛況

2018年9月5日、ロサンゼルスの「ミヤコハイブリッドホテル」で、「奄美六蔵元がLAに集結! 奄美六蔵元焼酎テイスティングイベント in LA」が開催された。会場には、焼酎の魅力を堪能しようと、多くの来場者が集まった。

同イベントは、アメリカでまだ認知度の低い日本の國酒「焼酎・SHOCHU」を広めるため、焼酎試飲会などの企画を通して一人でも多くSHOCHUファンを増やすための活動。今回は鹿児島県奄美群島にある6社の焼酎蔵元と、ロサンゼルスを拠点にアメリカで「SHOCHU」の普及活動を行うLA焼酎会の共催、そして鹿児島県奄美市と南カリフォルニア奄美会の協賛のもとに実現した。

試飲に出展したのは、奄美大島開運酒造、奄美大島酒造、奄美酒類、原田酒造、町田酒造、弥生焼酎醸造所の6つの蔵元。全16銘柄の焼酎がお披露目された。

開会の挨拶を述べる千葉総領事

会場にはロサンゼルスの千葉明総領事や、日本文化を発信する施設「ジャパン・ハウス ロサンゼルス」の海部優子館長などが来場され、開会の挨拶で会場を盛り上げた。

今回の試飲で並んだ焼酎は黒糖焼酎と呼ばれるもので、独特の甘い香りとコクが特徴の、奄美大島でのみ造られる貴重なもの。今回初めてプロモーションで渡米したという蔵人もおり、「アメリカは輸入規則があるため、いわゆる本格的な焼酎を輸出するのが難しい。今回日本から持ってきた焼酎を味わっていただき、『自分の知っていた焼酎の味と違い、とても奥深い』などの言葉を多くかけていただいた」と話す人も。

日本の食文化の魅力である焼酎、今後さらにアメリカに浸透していくことだろう。

今回参加した6蔵元の蔵人たちと、LA焼酎会代表(後列左端)、カリフォルニア州下院議員(後列中央)

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