「杉原ビザの日 (Sugihara Visas Day)」の制定記者会見開催
- 2021年8月10日
- ニュース
7月29日、AJC(米国ユダヤ人協会)ロサンゼルス支部、日米文化会館(JACCC)の共催で、在ロサンゼルス日本国総領事館とジャパン・ハウス ロサンゼルスの協力のもと、カリフォルニア州上院決議第47号(2021年7月15日可決)により2021年7月29日が「杉原ビザの日」(Sugihara Visas Day)に制定されたことに関し、ジャパン・ハウスロサンゼルスで記者会見が開催された。
同決議は、第二次世界大戦中、多くのユダヤ人の命を救った日本の外交官・杉原千畝氏の偉大な功績をたたえる目的で採択されたもの。
記者会見には、「杉原ビザの日(Sugihara Visas Day)」決議を主導したボブ・ハーツバーグ・カリフォルニア州上院議員(民主党院内総務)、米国ユダヤ人協会ロサンゼルス支部ディレクターのリチャード・ハーシュワルト氏、JACCC会長兼CEOのパトリシア・ワイアット氏、ジャパン・ハウス ロサンゼルス館長の海部優子氏が出席した。
1939年、杉原千畝は、リトアニアのカウナスに新しく開設された日本領事館の副領事に就任。 杉原氏が在カウナス日本国総領事館に着任して間もなく、第二次世界大戦が勃発し、ポーランドからのユダヤ人難民が、日本を通過して第三国に避難するためのビザを求めて、カウナスの日本総領事館に殺到する。1940年7月29日、杉原氏は「命のビザ」と呼ばれる通過ビザの発給を開始した。現存する在カウナス日本総領事館のビザリストには、2140名近くの名前が記載されているが、世帯主に与えられる1枚のビザで家族が入国できたことや、リストに記載されずに発給されたビザもあったため、杉原氏が救ったユダヤ人の数はこれよりも多いと考えられている。
![](https://usfl.com/wp-content/uploads/2021/08/Sugihara-visas-day-event_2.jpg)
写真左から、ジャパン・ハウス ロサンゼルス館長の海部優子氏、ボブ・ハーツバーグ・カリフォルニア州上院議員(民主党院内総務)、JACCC会長兼CEOのパトリシア・ワイアット氏、米国ユダヤ人協会ロサンゼルス支部ディレクターのリチャード・ハーシュワルト氏
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近の耳よりジョーホー
-
2024年7月15日
「芸能人格付けチェックBASIC〜春の3時間放送スペシャル」
-
2024年7月9日
無料オンラインセミナー「日本の親が亡くなったら…~日本の死後の事務手続きと相続~」(日英二か国語(バイリンガル)版) 開催
-
2024年7月1日
海外受講モニター調査のモニター募集のお知らせ
-
2024年6月24日
菊水熟成ふなぐち 吟醸生原酒「赤缶」が2024年Rolling Stone誌ベストスピリッツアワードでベストカップ酒を受賞
-
2024年6月22日
『没入型のカワイイ食体験』を提供する 寿司レストラン「SUSHIDELIC NY」オープン1周年アニバーサリーイベントを開催!
-
2024年6月12日
第30回 JBA Foundation チャリティーゴルフトーナメント 参加者・スポンサー募集(7月27日開催)
-
2024年6月11日
Dine LA レストラン・ウィークのご予約は今すぐ!7月12から26日まで
-
2024年6月11日
日本クラブ特別企画展「進化する常陸国のお雛さまと匠の技」
-
2024年6月8日
STS Innovation, Inc.、MultiNet International Inc.の全事業の譲受に関するお知らせ
-
2024年6月7日
都ハイブリッドホテルがサマースポーツブリューフェストを開催