「隕石」鑑定依頼が急増 回答は1カ月待ち
- 2013年3月19日
- 世界のニュース
【共同】ロシア南部に隕石が落下し、多数の負傷者が出てから約1カ月。自分の持つ石が隕石かどうかの鑑定を依頼する人が急増している。対応する国立科学博物館(東京都台東区)の担当者は「興味を持ってくれてうれしい」と話すが、鑑定が追いつかず、回答は最低でも1カ月以上かかるという。
同館が2012年度に引き受けた鑑定は約30件。うち約4分の1が、ロシアに落下した2月15日以降の約3週間に寄せられた。1カ月に1〜5件だった「調べてほしい」といったメールや電話での問い合わせは、落下後約1週間は、1日でほぼ同じ件数に達した。
国内で鑑定を受け付けている施設は少なく、国立科学博物館では、米田成一研究主幹が1人で担当している。
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