新車の不具合、最も多いのはPHV

プラグインハイブリッド車(PHV)は他の車両セグメントに比べて欠陥が多いことが、JDパワーの2025年度米国新車初期品質調査で明らかになった。

アセンブリー・マガジンによると、新車100台当たりの不具合件数(PP100)は、PHVが237件と今回初めてEV(212件)を上回った。ガソリン車(184件)とハイブリッド車(HV)(196件)は、PHVやEVよりも問題が少なかった。

JDパワーによると、ほとんどの大手自動車メーカーはこの1年、ガソリン車と完全EVの橋渡しとしてPHVに重点を移した。非常に理にかなった戦略だが、現実には新しい課題やトラブルの原因となっていることが分かった。PHVの販売シェアは自動車市場全体の2%未満にとどまり、EVは9%超、HVは10%超となっている。

自動車市場全体では、購入後90日以内に報告された不具合の数はわずかに改善されたが、最も問題の多い分野は引き続きインフォテインメント・システムだった。特にタッチスクリーン関連の問題が増えており、空調操作、ガレージドアの開閉、グローブボックスの開閉など、オーディオ以外の機能が追加されたことが原因に挙げられている。

大型タッチスクリーンは視覚的には魅力的だが、エアコンの設定やガレージドアの開閉といった重要な機能を使うには複数の画面をタップ/スワイプしなければならず、複雑すぎて運転中は使いにくいと感じる人が多い。これらの操作の一部でも専用の制御装置でできるようにすれば、不満の軽減や全体的な顧客体験の簡素化につながると考えられる。

また、カップホルダーのような単純な機能に対する不満も増えている。カップホルダーの問題は解決されたと見られていたが、近年は再利用可能な飲料容器を車内に持ち込む人が増えたため、多様な形状やサイズに対応できなくなっている。

(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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