2万3000トンを地上タンクへ 汚染水、6月に移送完了

 【共同】福島第1原発構内の地下貯水槽から相次いで汚染水が漏れた問題で、東京電力の広瀬直己社長は10日、汚染水保管計画を見直し、溶けた核燃料の冷却に使って貯水槽に保管されている汚染水の全量約2万3600トンを6月中に地上のタンクへ移送し終える方針を明らかにした。

 今月14日に移送を開始する。東電は、移送後の貯水槽7カ所の扱いについては「使用しない」としている。

 今後はタンクを増設しながら、増え続ける汚染水対策に当たることになり、広瀬社長は「大変深刻な事故だ。経営資源を総動員して対処する」と述べた。第1原発で状況確認した後、事故対応拠点のJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)で記者会見した。

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