787に独自安全策 全日空と日航検討

 【共同】バッテリーの発煙トラブルを起こしたボーイング787の運航再開に向け、全日空と日航が、ボーイング社の改善策に加え、バッテリーの電圧の監視を強化するなど独自の安全対策を検討していることが19日、航空関係者への取材で分かった。

 発煙トラブルについては日米の運輸安全委員会が調査しているが、根本原因が解明されないまま運航再開となる可能性が高いため、独自の安全対策で乗客の不安を解消する必要があると判断したとみられる。

 関係者によると、全日空と日航は、飛行中の機体からバッテリーの電圧データを地上に送信し、異常があった際に速やかに対応できるようにするほか、バッテリーの点検や交換の頻度を増やすことなどを検討している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る