787に独自安全策 全日空と日航検討
- 2013年4月19日
- 日本発ニュース
【共同】バッテリーの発煙トラブルを起こしたボーイング787の運航再開に向け、全日空と日航が、ボーイング社の改善策に加え、バッテリーの電圧の監視を強化するなど独自の安全対策を検討していることが19日、航空関係者への取材で分かった。
発煙トラブルについては日米の運輸安全委員会が調査しているが、根本原因が解明されないまま運航再開となる可能性が高いため、独自の安全対策で乗客の不安を解消する必要があると判断したとみられる。
関係者によると、全日空と日航は、飛行中の機体からバッテリーの電圧データを地上に送信し、異常があった際に速やかに対応できるようにするほか、バッテリーの点検や交換の頻度を増やすことなどを検討している。
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