34時間ぶり24人救出 バングラデシュのビル崩壊
- 2013年4月25日
- 世界のニュース
【共同】バングラデシュの首都ダッカ近郊で起きたビル崩壊で、現場の救助チームは25日夜、がれきに閉じ込められていた24人を発生から約34時間ぶりに救出した。地元紙デーリー・スター(電子版)が報じた。
救助当局者によると、死者は250人に達し、負傷者は約2000人。がれきの中に500人以上が取り残されているとみられるが、発生当時、五つの縫製工場などが入るビル内にいた人の総数が判然としないため、行方不明者の正確な数は分かっていない。
政府は警察や消防のほか、軍から1000人以上を投入して救助活動を続けているが、大量のがれきを撤去するための重機などが不足しているという。デーリー・スターによると、がれきに挟まれた手を切断して助け出された少女もいた。
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