生物絶滅期に進化の一歩 カメ、2億5000万年前

 【共同】甲羅などユニークな特徴があり進化に謎の多いカメのゲノム(全遺伝情報)を、日本や中国、欧州の国際チームが世界で初めて解読し、カメは2億5000万年前ごろにあった生物大量絶滅期の前後に独自の進化を始め、現在の姿になったとみられるとの研究結果をまとめた。28日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に掲載された。

 大量絶滅は、それまでの生物種が激減する一方、後の時代に適応した新しい生物が出現しやすくなるとされる。チームは「カメの進化や甲羅の発達が大量絶滅の原因を特定する鍵になるかもしれない」としている。

 チームは、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の入江直樹研究員がリーダーとなり2011年に設立。スッポンとアオウミガメの血液からゲノムを解読した。

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