米上院、ラッセル氏承認 東アジア担当国務次官補

 【共同】米上院は10日までに、ラッセル国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を、日本を含む東アジア・太平洋地域を担当する国務次官補とする人事案を承認した。近く正式に就任する。

 国務次官補は日本の外務省の局長級に相当し、米外交のアジア政策を担う重職。オバマ政権が掲げる「アジア重視」戦略を踏まえ、台頭する中国との関係や核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の問題、日本と近隣諸国の歴史認識問題などへの対応を迫られることになる。

 ラッセル氏は1985年に国務省に入省。2005-08年に駐大阪・神戸総領事を務めたほか、国務省の日本部長、NSCの日本・朝鮮部長を歴任するなど、日本の専門家。日本語も堪能。11年4月からNSCのアジア上級部長を務める。

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