米政府、リコール履歴データ完成へ〜オンラインで検索可能に

 運輸省道路交通安全局(NHTSA)は間もなく、乗用車・トラックの運転者2億4000万人がオンラインで照会できるリコール(回収・無償修理)履歴データベースを完成させる。

 デトロイト・ニューズによると、NHTSAは、オバマ大統領が2012年7月6日に署名した道路援助法に基づき、オンライン・データベースの開設が義務付けられていた。

 車両の所有者または見込み所有者には、メーカーやモデル名で検索可能な現行のツールに加え、オンラインで利用できる検索ツールを備えたウェブサイト(www.safercar.gov)が提供される。利用者が車両登録番号(VIN)を入力すると、過去にリコールまたは修理されたことがあるかどうかを確認できるしくみだ。

 データベース開設の法的期限について、NHTSAは10月1日と認識している一方、自動車ディーラーやカリフォルニア州では施行から1年後の7月6日との解釈がある。

 NHTSAは自動車メーカーに対し、リコールされたことがある車両のVINの提出を義務付ける構えだ。対象は、年間2万5000台以上の自動車か、5000台以上のオートバイを販売するメーカーとなる。

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