ダルビッシュ三振記録更新も7敗目 青木3安打、勝利に貢献

 【共同】大リーグは4日、各地で行われ、レンジャーズのダルビッシュはオークランドでのアスレチックス戦に先発登板し、5回0/3を5安打5失点で7敗目(12勝)を喫した。1回に2番打者から今季237個目の三振を空振りで奪い、1995年に野茂英雄がマークした日本投手のシーズン最多奪三振記録を更新。4三振で240個としたが、今季最多の6四球を与えるなど精彩を欠いた。

 ブルワーズの青木は「1番・右翼」でパイレーツ戦に出場し、5打数3安打、1得点の活躍で9—3の勝利に貢献した。

 ヤンキースのイチローはホワイトソックス戦に「7番・右翼」で臨み、4打数無安打だった。チームは6—5で勝った。

■ライバルに5失点で7敗目 野茂の三振記録更新のダル

 レンジャーズのダルビッシュは「ここってところで打たれた。それがアスレチックスの野球」とさばさばと振り返った。今季ワーストの6四球と乱れ、ア・リーグ西地区の優勝を争うライバル相手に5点を失って7敗目を喫した。

 2回までに4四球を出して3失点。「真っすぐを制球できなかった。どんどん悪い方向にいった」と言う。ボール球にはまず手を出さない打線に対して後手に回り、6回にも四球の後に2ランを浴びては「四球(の後に)、本塁打は良くない」と反省するしかない。

 野茂と並んでいたシーズン奪三振の日本投手最多記録は更新したが、4試合続けてチームに白星をもたらせていない。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る