自由の女神、州負担で公開 NY、喜ぶ観光客

 【共同】米政府機関の一部閉鎖に伴い1日から中断していたニューヨークの観光名所、自由の女神像の一般公開が13日、再開した。運営経費を肩代わりしたニューヨーク州のクオモ知事は「米国はもちろん、世界にとっても自由と民主主義の象徴だ」と再開の意義を強調した。米メディアが伝えた。

 像がそびえるリバティー島をフェリーで訪れた観光客らからは「閉まっていると思ったが、せめて(遠景を)見られたらと思って来た」(サウジアラビア人留学生)と喜びの声が相次いだ。

 国立公園局によると、2011年には約370万人が像を訪れ、経済効果は2億ドル(約200億円)。人件費など、1日当たりの像公開の運営経費は6万ドルに上るが、クオモ知事は記者会見で「われわれが失う(観光収入の)額とは比較にならない」と語り、負担への理解を求めた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る