「毒殺説は合理的」 アラファト氏の死因調査団

 【共同】AP通信によると、2004年に死去したパレスチナ自治政府のアラファト議長=当時(75)=の死因を調べていたスイスの調査団は7日、検体などから高濃度の放射性物質ポロニウム210を検出したと正式に公表した。偶発的に摂取した可能性は低く「調査結果は毒殺説を合理的に支えるものだ」と説明した。

 調査団は、死後時間が経過していることからポロニウム210が死因とは断定できないとしているが、事実上の核保有国イスラエルの関与を疑う声が高まりそうだ。

 スイスの他、ロシアとフランスの調査団もそれぞれ検査。自治政府当局にはスイスとロシアの結果が提出されている。フランスに関しては不明。自治政府が結果を精査した後に公表する見通し。

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